| マケスピの多重起動と環境設定 |
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| 投稿者:手賀 |
| 2011年 2月 04日(金曜日) 08:58 |
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先日、当サイトでご紹介している方法でマケスピを多重起動できるようにしたユーザーの方から、「環境設定を個別に保存するようにできないだろうか」というご質問をいただきました。 通常であれば「それは難しいです」とお答えするところですが、そもそも上記の多重起動法においては、マケスピの EXE ファイルを書き換えるという荒技をやっていますから、同じようにして EXE ファイル内のレジストリパス文字列を書き換える方法をご説明したところ、うまく動作したとのことですので、ここでもそのやり方をご紹介したいと思います。 動作原理マケスピは環境設定をレジストリに保存しています。レジストリは、いわば仮想的なファイルシステムのようなもので、それぞれのソフトウェアが独自のレジストリパスに情報を格納できるようになっています。 マケスピの場合は "HKEY_CURRENT_USER\Software\Market Speed" というレジストリパスに自分の環境設定情報を保存しています。マケスピを多重起動したとしても、すべてのマケスピがレジストリ上の同じパスに環境設定情報を記録するため、互いの環境設定を上書きしてしまい、最後に終了したマケスピの情報のみが残ることになります。 マケスピのパス文字列は MarketSpeed.exe の中に格納されていますので、この文字列を書き換えてしまうことで、それぞれのマケスピが異なる場所に自分の環境設定情報を保存するようにできるのではないか、というのが今回の基本的な考え方になります。 たとえば、マケスピを三つ多重起動している場合を想像してください。このとき、MarketSpeed.exe には、オリジナルと二つの複製が存在するはずです。複製された二つの EXE ファイルを書き換えて、それぞれのレジストリパスを "HKEY_CURRENT_USER\Software\Market Spee2" および "HKEY_CURRENT_USER\Software\Market Spee3" に変更すれば、各マケスピは独自のパスに環境設定を保存するようになるはずです。 なお、EXE ファイル内の文字列を書き換える場合には、文字列長を変えないようにしてください。そのため、上で説明したように、"Market Speed" を "Market Speed2" にするのではなく、"Market Spee2" のように最後の "d" の文字を数字の "2" に置き換えていることに注意してください。 書き換え手順今回もバイナリエディタとして Stirling を利用して、具体例を示していきたいと思います。なお、書き換えに失敗しても元に戻せるように、MarketSpeed.exe を編集する前に、必ずバックアップをとるようにしてください。 バイナリエディタは多くの場合、データの一括置換機能を持っているでしょうから、実際の作業はいたって簡単です。 複製された一つ目の MarketSpeed.exe をバイナリエディタで開き、"Software\Market Speed" という文字列を "Software\Market Spee2" に一括置換します。
マケスピ 10.0 の MarketSpeed.exe の場合は、22カ所が置換されるはずです。
同じようにして複製された二つ目、三つ目…のマケスピをバイナリエディタで開いて、文字列を "Software\Market Spee3"、"Software\Market Spee4"…といった具合に置換していきます。 なお、このようにして書き換えた EXE ファイルは、書き換え直後の起動時には、マケスピインストール直後のような初期設定で立ち上がりますので、若干面倒ですが環境設定をやり直すことをお忘れなく。 |
